こんにちは、管理人の胡蝶です
お手元の胡蝶蘭が5年目を迎えたとのこと、まずはお祝いを言わせてください。
これは本当に素晴らしいことです。
多くの方が1年で枯らしてしまう中で、5年間も愛情を注ぎ続けてこられたあなたの努力と胡蝶蘭の生命力には、心から敬意を表します。
「でも、最近元気がなくなってきた…」「もう花は咲かないのかな?」そんな不安を抱えて、ここに辿り着いたのかもしれませんね。
ご安心ください。
5年目は「終わり」ではなく、新たなスタートラインです。
この記事では、5年という大切な節目を迎えたあなたの胡蝶蘭が、来年も、再来年も、もっと長く美しい花を咲かせ続けてくれるための、一歩進んだ知識と具体的なお手入れ方法を余すところなくお伝えします。
植え替えのタイミングから、もう一度花を咲かせるためのちょっとしたコツ、さらには株を増やす「株分け」の楽しみ方まで、あなたが抱える疑問や不安をすべて解消し、「これからもずっと一緒にいられる」という自信を持ってもらうことが、この記事のゴールです。
この記事で分かること
- 5年目の胡蝶蘭がどれほど特別で価値ある存在か
- 胡蝶蘭の驚くべき本来の寿命と生命力
- 5年目を迎えた株を来年も元気に咲かせるための具体的な育て方
- 水やり、肥料、置き場所など、季節ごとの管理ポイント
- 5年という節目で絶対に欠かせない「植え替え」のタイミングと手順
- 花が終わった後の剪定や二度咲きを促すプロのテクニック
- さらに長く楽しむための「株分け」という選択肢とその方法
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そもそも胡蝶蘭が5年目を迎えるのはすごいこと
◆この章のポイント◆
- 胡蝶蘭の本当の寿命とは?
- 5年目の株はどんな状態?
- 愛情を注いだ株への敬意
まずはじめに、あなたとあなたの胡蝶蘭に、心からの拍手を送らせてください。
胡蝶蘭が5年目を迎える、というのは、園芸の世界では本当に特別な意味を持ちます。
お店で華やかに咲き誇る胡蝶蘭は、お祝いの場面を彩る一方で、その後の管理が難しいというイメージが先行しがちです。
事実、多くの場合、花が終わると同時にその役目を終えたかのように扱われ、一年を越せずに枯れてしまうケースは少なくありません。
しかし、あなたの胡蝶蘭は、その困難を乗り越え、5年間もの間、あなたのそばで静かに時を刻んできたのです。
これは、あなたがただ水を与えていただけではなく、日々その様子を気にかけ、愛情を注いできた紛れもない証拠です。
この章では、5年という歳月が胡蝶蘭にとってどのような意味を持つのか、そして、あなたの株がどれほど価値ある存在なのかを深く掘り下げていきます。
これからの手入れを始める前に、まずはこの「5年目の奇跡」を一緒に祝福しましょう。
胡蝶蘭の本当の寿命とは?
多くの方が「胡蝶蘭は1年草」のようなイメージを持っているかもしれませんが、それは大きな誤解です。
胡蝶蘭は、本来とても生命力の強い植物で、適切な環境で育てれば10年以上、時には50年以上も生き続けることがあるんです。
原産地である熱帯雨林では、木の幹などに着生し、スコールや木漏れ日の中で何十年も生き続けています。
あなたの胡蝶蘭が5年目を迎えたということは、本来の生命力を引き出すことに成功している何よりの証拠と言えるでしょう。
これは決して当たり前のことではなく、あなたの丁寧な管理があったからこそ成し得た快挙なのです。
5年目の株はどんな状態?
5年も経つと、胡蝶蘭の株はどのような状態になっているのでしょうか。
人間で言えば、青年期から壮年期に移るような、非常に充実した時期です。
まず、根が鉢の中にびっしりと張り巡らされているはずです。
鉢の外に飛び出す「気生根」も、元気に伸びていることでしょう。
葉も、毎年新しい葉が生まれ、古い葉が落ちるサイクルを繰り返し、枚数が増え、一枚一枚が大きく、肉厚になっているのではないでしょうか。
こうした株の充実ぶりは、来年も花を咲かせるためのエネルギーを十分に蓄えているサインです。
見た目の派手さはないかもしれませんが、株全体が生きる力に満ち溢れている、それが5年目の胡蝶蘭の姿なのです。
愛情を注いだ株への敬意
5年間、共に過ごしてきた胡蝶蘭は、もはや単なる植物ではなく、家族の一員のような存在になっているのではないでしょうか。
嬉しいことがあった日も、少し落ち込んだ日も、いつも静かにあなたのそばにいてくれたはずです。
その株には、5年分のあなたの思いやりと、胡蝶蘭自身の頑張りが詰まっています。
これから行う植え替えやお手入れは、単なる「作業」ではありません。
それは、これまで頑張ってくれた株への感謝と、これからもよろしくね、という未来への約束を伝える大切なコミュニケーションの時間です。
まずは、あなたの胡蝶蘭をじっくりと眺め、「5年間ありがとう」と心の中で声をかけてあげてください。
その気持ちが、きっとこれからの手入れを成功に導いてくれるはずです。
胡蝶蘭が5年目以降も元気に咲くための育て方
◆この章のポイント◆
- 基本的な置き場所と環境
- 季節で変える水やりの頻度
- 肥料は与えるべき?タイミングと種類
- 病害虫から守るためのチェックポイント
5年という節目を越えた胡蝶蘭は、いわばベテランの域に入ってきます。
基本的な体力は備わっていますが、一方で、これまでの環境に少しずつ慣れが生じたり、植え込み材の劣化といった見えない問題が進行している可能性もあります。
人間も、年齢を重ねると若い頃と同じ生活習慣ではいられなくなるのと同じですね。
この章では、5年目以降の胡蝶蘭が、これからも毎年美しい花を咲かせ続けてくれるために、日々の管理で特に意識したい「育て方の基本」を改めて確認し、さらに一歩進んだプロの視点を加えて解説します。
「今までもこうしてきたから大丈夫」という油断は禁物です。
もう一度、あなたの胡蝶蘭にとって最高の環境とは何かを見つめ直し、新鮮な気持ちでお世話を始めていきましょう。
この小さな見直しが、来年の開花、そして10年、20年と長く楽しむための重要な鍵となるのです。
基本的な置き場所と環境
胡蝶蘭にとって最も重要なのは、「心地よい」と感じる場所に置いてあげることです。
基本は、レースのカーテン越しの柔らかな光が当たる、風通しの良いリビングなどの窓辺が最適です。
特に5年目の株は、環境の変化に敏感になっていることがあります。
直射日光は葉焼けの原因になるため絶対に避け、エアコンの風が直接当たる場所も厳禁です。
胡蝶蘭は、急激な温度変化が苦手です。
年間を通して18℃〜25℃くらいの、人間が快適だと感じる温度を保ってあげるのが理想です。
「いつもここに置いているから」と安心せず、季節や天候によって日光の入り方が変わることを意識し、時々置き場所を見直してあげましょう。
季節で変える水やりの頻度
5年目の胡蝶蘭の水やりは、まさに「経験」がものを言います。
基本は、植え込み材(水苔やバーク)の表面が完全に乾いてから、さらに2〜3日待って与えるのが鉄則です。
鉢の中の湿り具合を指で触って確認する癖をつけましょう。
季節ごとの目安は以下の通りです。
- 春・秋(成長期): 7日〜10日に1回程度
- 夏(蒸れやすい時期): 10日〜2週間に1回程度、涼しい朝か夕方に
- 冬(休眠期): 2週間〜3週間に1回程度、暖かい日中に
5年経った株は根が鉢いっぱいに張っているため、水の吸収も早くなっています。
しかし、与えすぎは根腐れの最大の原因です。
「乾かし気味に管理する」という意識を常に持つことが、長く付き合うための秘訣です。
肥料は与えるべき?タイミングと種類
5年目の株には、適切な時期に適切な量の肥料を与えることで、花付きが格段に良くなります。
ただし、肥料はあくまで「サプリメント」のようなもの。
与えすぎは逆効果です。
肥料を与えるのは、主に春から初夏にかけての成長期のみです。
具体的には、最低気温が18℃を上回るようになったらスタートの合図です。
市販されている洋ラン用の液体肥料を、規定の倍率よりもさらに2倍ほど薄めたものを、水やりの代わりに10日に1回程度与えます。
夏場の暑い時期や、冬の寒い時期は、株が休んでいるので肥料は与えません。
また、花が咲いている間も肥料は不要です。
病害虫から守るためのチェックポイント
5年も経つと、病気や害虫のリスクも少しずつ高まります。
早期発見・早期対処が何よりも重要です。
水やりの際には、以下の点を必ずチェックする習慣をつけましょう。
- 葉の裏: 白いカイガラムシや、ベタベタしたアブラムシがいないか?
- 葉の付け根: 綿のようなものが付着していないか?
- 葉の色: 不自然な斑点や、色が薄くなっている部分はないか?
- 新しい葉: 元気に成長しているか?奇形になっていないか?
もし異常を見つけたら、濡らしたティッシュや歯ブラシなどで優しくこすり落とし、再発するようなら市販の殺虫殺菌剤を使用します。
風通しを良くすることが、病害虫の最大の予防になります。
サーキュレーターなどで空気を優しく循環させてあげるのも非常に効果的です。
重要な節目!胡蝶蘭が5年目を迎えたら植え替えを
◆この章のポイント◆
- なぜ植え替えが必要なのか
- 植え替えのベストな時期
- 自分でできる植え替えの手順
- 植え替え後のケア方法
5年間、同じ鉢で過ごしてきた胡蝶蘭。
もし一度も植え替えをしていないのであれば、今がまさにその時です。
5年という節目での植え替えは、単なるお引越しではありません。
これは、あなたの胡蝶蘭がこれからも元気に成長し、美しい花を咲かせ続けるために絶対に必要な「健康診断」であり、「リフレッシュ」なのです。
鉢の中は、あなたが思っている以上に過酷な環境になっているかもしれません。
植え込み材は劣化し、根は窮屈な思いをしています。
この章では、なぜ5年目に植え替えが重要なのか、その理由から具体的な手順、そして植え替え後のデリケートな時期の管理方法まで、写真を見るように分かりやすく解説していきます。
少し勇気がいる作業かもしれませんが、この一手間が、あなたの胡蝶蘭の未来を大きく左右するのです。
なぜ植え替えが必要なのか
5年も経つと、鉢の中では主に2つの問題が起きています。
一つは、植え込み材(水苔やバークチップ)の劣化です。
水苔は古くなると水を弾いたり、逆に常にジメジメした状態になって腐敗し、根腐れの原因になります。
バークも同様に、古くなるとボロボロに崩れて通気性が悪くなります。
もう一つの問題は、根詰まりです。
成長した根が鉢の中でぎゅうぎゅう詰めになり、新しい根が伸びるスペースがなくなってしまいます。
これでは、水分や養分をうまく吸収できなくなり、株全体の活力が失われてしまうのです。
植え替えは、これらの問題を一気に解決し、胡蝶蘭に新しい快適な住環境を提供する重要な作業なのです。
植え替えのベストな時期
植え替えは、胡蝶蘭にとって大きな負担がかかる大手術のようなものです。
そのため、株が最も元気で、回復力のある時期に行うのが鉄則です。
具体的には、花がすべて終わって、新しい葉や根が動き始める春先(4月〜6月頃)が最も適しています。
この時期は、気温が安定してきて、胡蝶蘭がまさに「これから成長するぞ!」という活気に満ちています。
逆に、真夏や真冬の植え替えは、株が弱ってしまう原因になるので絶対に避けましょう。
花が咲いている最中の植え替えも、花がすぐにしおれてしまうのでNGです。
自分でできる植え替えの手順
初めてでも大丈夫。
以下の手順で、丁寧に行いましょう。
- 準備するもの: 新しい素焼き鉢(現在の鉢より一回り大きいサイズ)、新しい水苔(半日ほど水で戻しておく)、清潔なハサミ
- 1. 株を取り出す: 鉢の側面を軽く叩きながら、株を優しく引き抜きます。
- 2. 古い水苔を取り除く: 根を傷つけないように、ピンセットなども使いながら、古い水苔を丁寧に取り除きます。
- 3. 傷んだ根をカット: 黒く変色したり、ブヨブヨになったりしている傷んだ根を、清潔なハサミでカットします。白く健康な根は絶対に切らないでください。
- 4. 新しい水苔で植え込む: 固く絞った新しい水苔で根の中心部を包み、鉢の中に根を収めながら、隙間を水苔で埋めていきます。割り箸などで軽く突きながら、フワッと植え込むのがコツです。
ハサミはライターの火で炙るなどして、必ず消毒してから使いましょう。
水苔を詰め込みすぎると、通気性が悪くなり根腐れの原因になるので注意してください。
植え替え後のケア方法
植え替え直後の胡蝶蘭は、人間で言えば手術後の安静が必要な状態です。
特別なケアをしてあげましょう。
植え替え後、最初の水やりは10日〜2週間ほど待ちます。
これは、根の切り口を乾燥させ、雑菌の侵入を防ぐためです。
その間は、霧吹きで葉に水分を与える「葉水」をこまめに行い、湿度を保ってあげます。
置き場所は、直射日光の当たらない、普段よりも少し日陰の涼しい場所でゆっくりと休ませてあげましょう。
肥料は、新しい根が元気に伸び始めるまでの1ヶ月程度は与えないでください。
この安静期間を乗り越えれば、あなたの胡蝶蘭は新しい環境に適応し、再び力強く成長を始めてくれるはずです。
| POINT 植え替えは株の健康診断 時期は春、花が終わってから 傷んだ根だけをカットする 植え替え後2週間は水やりを我慢 まずは株を休ませることが最優先 |
胡蝶蘭が5年目でもう一度花を咲かせるには
◆この章のポイント◆
- 花が終わった後の剪定方法
- 二度咲きを促す温度管理のコツ
- なかなか咲かない時の原因と対策
5年間、大切に育ててきた胡蝶蘭。
やはり一番の喜びは、今年も美しい花を見せてくれることですよね。
株が健康であれば、5年目の胡蝶蘭ももちろん花を咲かせることができます。
しかし、そのためには少しだけ特別な「きっかけ」を与えてあげる必要があります。
植物には、季節の移ろいを感じて子孫を残そうとする本能があり、胡蝶蘭も例外ではありません。
この章では、その本能を優しく刺激し、「さあ、花の準備を始めよう」というスイッチを入れてあげるための、プロのテクニックをご紹介します。
花が終わった後のひと手間や、季節の変わり目に行う少しの工夫が、来年の見事な開花に繋がるのです。
「もう咲かないかも」と諦める前に、ぜひ試してみてください。
花が終わった後の剪定方法
花がすべて終わったら、花がついていた茎(花茎)を剪定します。
この一手間が、株の体力を温存させ、次の花芽の準備を促すために非常に重要です。
剪定には2つの方法があります。
- 株を休ませたい場合: 花茎の根元からバッサリと切ります。これにより、株は花を咲かせるエネルギーをすべて株自体の成長に使うことができ、来年の立派な開花に繋がります。5年目の株には、こちらの方法がおすすめです。
- 二度咲きに挑戦したい場合: 花茎の根元から2〜3節を残して、その少し上で切ります。うまくいけば、残した節から新しい花芽が伸びてきて、同じシーズンにもう一度花を楽しめることがあります(二度咲き)。ただし、株の体力は消耗します。
剪定に使うハサミは、必ず火で炙るなどして消毒してください。
切り口から雑菌が入るのを防ぐためです。
二度咲きを促す温度管理のコツ
胡蝶蘭が花芽を付けるためには、「冬が来た」と勘違いさせることが最も効果的です。
そのためのスイッチとなるのが「低温」です。
秋になり、涼しくなってきたら、夜間の温度が18℃以下になるような、少し涼しい場所に2〜3週間置いてあげましょう。
例えば、夜だけ暖房を切った部屋の窓際などが適しています。
この寒暖差を経験することで、胡蝶蘭の「花芽分化」というスイッチが入ります。
この期間、日中は今まで通りレースのカーテン越しの日光に当ててあげてください。
このメリハリが重要です。
うまくいけば、1ヶ月ほどで葉の付け根から新しい花芽が顔を出すのが確認できるはずです。
なかなか咲かない時の原因と対策
もし、適切な時期になっても花芽が出てこない場合、いくつかの原因が考えられます。
- 株の体力不足: 葉の枚数が少なかったり、ハリがなかったりする場合、花を咲かせるだけのエネルギーが足りていないのかもしれません。まずは、春から夏にかけての肥料やりなど、基本的な株の育成に専念しましょう。
- 日照不足: 胡蝶蘭は直射日光を嫌いますが、光が全く足りなくても花芽はつきません。秋冬は日差しが弱まるので、少し明るい場所に移動させてみるのも一つの手です。
- 温度が下がらない: 近年の住宅は気密性が高く、一年中暖かい環境になりがちです。意識的に涼しい場所を作ってあげないと、花芽分化のスイッチが入りにくいことがあります。
5年目の株は、一度開花のサイクルができていれば、比較的咲きやすいはずです。
焦らず、まずは株が健康かどうかを第一に考え、じっくりと向き合ってあげることが大切です。
植物にはそれぞれのペースがあります。
そのペースを尊重してあげましょう。
胡蝶蘭が5年目になったら挑戦したい株分け
◆この章のポイント◆
- 株分けができる株の見極め方
- 株分けの具体的な手順
- 親株と子株それぞれの管理方法
5年間育ててきた胡蝶蘭が、もし子株を出していたら、それは「株分け」という新しい楽しみへの招待状です。
株分けは、単に株を増やすだけではありません。
親株の負担を軽くしてあげることで親株自身を元気に保ち、そして何より、5年間育ててきた大切な胡蝶蘭の命を次の世代に繋いでいく、という感動的な体験でもあります。
もちろん、少し専門的な技術が必要になりますが、植え替えを経験したあなたなら、きっと挑戦できるはずです。
この章では、どのような状態になったら株分けができるのかという見極め方から、具体的な手順、そして分けた後の親株と子株、それぞれの管理方法について詳しく解説します。
あなたの胡蝶蘭ファミリーを、ここからさらに大きく育ててみませんか?
株分けができる株の見極め方
まず、どんな胡蝶蘭でも株分けができるわけではありません。
株分けができるのは、親株の根元や花茎の途中から、新しい芽(子株)が出てきて、それが十分に成長した場合に限ります。
子株が独り立ちできる目安は、以下の通りです。
- 葉の枚数: 子株自身の葉が3〜4枚以上あること。
- 根の長さ: 子株から新しい根が3本以上出ていて、その長さが5cm以上あること。
この条件を満たしていれば、親株から切り離しても、子株が自力で生きていける可能性が高いです。
子株が小さいうちに焦って切り離してしまうと、うまく育たずに枯れてしまうことが多いので、じっくりと成長を見守ることが大切です。
株分けの具体的な手順
株分けは、植え替えと同じく、春先の成長期に行うのがベストです。
手順は植え替えと似ていますが、より繊細な作業が求められます。
- 準備するもの: 親株用の鉢と水苔、子株用の小さな鉢と水苔、清潔で切れ味の良いカッターかハサミ
- 1. 親株を鉢から出す: 植え替えの時と同じように、親株を鉢から丁寧に取り出します。
- 2. 子株を切り離す: 親株と繋がっている部分をよく確認し、清潔なカッターなどで切り離します。この時、子株の根を傷つけないように最大限の注意を払ってください。
- 3. それぞれを植え込む: 親株は古い根の整理をしてから新しい鉢に植え替えます。子株は、根を優しく水苔で包み、小さな鉢に植え付けます。
切り口には、殺菌剤を塗布するか、シナモンパウダーを付けておくと、病気の予防になります。
(シナモンには天然の殺菌効果があると言われています)。
親株と子株それぞれの管理方法
株分け後の管理は、親株と子株で少し異なります。
親株の管理:
親株は、基本的に植え替え後の管理と同じです。
子株がなくなった分、株への負担が軽くなるので、回復も早い傾向にあります。
涼しい半日陰で休ませ、10日〜2週間後に最初の水やりをします。
子株の管理:
子株は、まだ体力がなく非常にデリケートです。
親株以上に慎重な管理が必要です。
乾燥を防ぐため、こまめに葉水を与え、水苔がカラカラにならない程度に湿度を保ちます。
置き場所も、より日陰に近い、静かな場所で管理しましょう。
新しい葉や根が動き出すまでは、数ヶ月かかることもあります。
焦らず、気長に見守ってあげてください。
小さな子株が成長し、数年後に初めて花を咲かせた時の喜びは、何物にも代えがたいものがありますよ。
| POINT 子株の葉が3枚、根が3本以上で株分けOK 作業の時期は春がベスト 道具は必ず消毒して使う 切り口の殺菌処理を忘れずに 子株は特にデリケートに管理する |
胡蝶蘭が5年目を迎え、さらに長く楽しむために
本日のまとめ
- 胡蝶蘭が5年目を迎えるのは並大抵のことではなく素晴らしい快挙
- 胡蝶蘭の本来の寿命は10年以上と非常に長く5年目はまだ壮年期
- 5年目の株はエネルギーを十分に蓄えており来年も咲く力がある
- 基本の育て方はレースカーテン越しの光と風通しの良い場所が最適
- 水やりは植え込み材が完全に乾いてから2〜3日待つのが鉄則
- 肥料は春から初夏の成長期に薄めた液体肥料を少量与える
- 5年目の節目には植え込み材の劣化と根詰まり解消のため植え替えが必須
- 植え替えの最適期は花後の春先で株の体力が充実している時
- 植え替え後は10日以上水やりを控え半日陰で休ませることが最重要
- 花が終わったら花茎を根元から剪定し株の体力を温存させる
- 秋に夜間18℃以下の涼しい環境に置くと花芽のスイッチが入りやすい
- なかなか咲かない時は体力不足や日照不足など株の健康状態を見直す
- 子株に葉が3枚以上根が5cm以上伸びていれば株分けに挑戦できる
- 株分けは命を次に繋ぐ感動的な体験で胡蝶蘭との絆をさらに深める
- 5年という歳月を共に過ごした胡蝶蘭はもはや家族の一員
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参考サイト
胡蝶蘭の寿命はどのくらい?上手に育ててギネス記録を目指そう! | JSあぐり
胡蝶蘭の寿命はどのくらい? | 花束・胡蝶蘭など花ギフトのHanaPrime
胡蝶蘭の寿命はどのくらい?長く楽しむためのお手入れ方法とコツ – フラワーギフト【HitoHana】
胡蝶蘭の育て方|基本的な管理方法から季節ごとのお手入れまで – フラワーギフト【HitoHana】
胡蝶蘭(コチョウラン)の育て方|花が終わった後の植え替えや剪定の時期と方法は? – LOVEGREEN


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